名前の由来は有名な大海賊「キャプテン・キッド」こと「ウィリアム・キッド」と思われます。

ワンピにおけるユースタス”キャプテン”キッドは超新星の中でも1.2を争う極悪非道な海賊として描かれていますが、史実に残る”キッド”という人はそういったイメージからはやや遠い海賊でした。

大海賊として名前は確かに売れていますが「死をも恐れない豪胆な男たち」「自由とロマンを求めて命がけで海に出た勇壮な男たち」といったような現代の人々がイメージする大物海賊とは程遠い普通の人だったのです。

ただ、処刑される前に放った「この世のどこかに財宝を隠してきた」と言う言葉が「キッドの隠し財宝伝説」へと繋がり、後の作家たちの好奇心を刺激して数々の名作が世に出た事でキャプテン・キッドの名は永遠に海賊史に残る事になりますが、やはり記録を調べれば調べるほど「極悪な海賊」というイメージからは離れてしまいます。

ちなみに「ユースタス」の方は12世紀後半~13世紀の盗賊「修道士ユースタス」がいますが、この人の場合「ロビンフット」のモデル(ロビン本人ではなくタック修道士とも言われている)とされているとおり、海賊というより山賊に近いイメージです(森の盗賊ですから)

しかし晩年は確かにドーバー海峡の沿岸地域を襲うなどの海賊行為をしていますので立派にユースタス”キャプテン”キッドのモデルの可能性大ですね。

史実=キャプテン・キッド