イギリスBBC製作のドラマです。

実際に観賞してみるとドラマと言うより「伝記物」という印象を受けます。

パイレーツオブカリビアンのような「海洋アドベンチャー」を期待されるなら避けた方が無難かと・・・

映像に派手さも無く、ストーリがドラマティックなわけでもなく、出回っているDVDとしてはB級っぽく見えますが

でも変な脚色をしていない分史実に近いリアルな海賊たちが観られる作品だと思います。

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カリブの海賊王

主人公は「黒髭」ことエドワード・ティーチ

ティーチの船の副船長でもあり親友でもあるイスラエル・ハンズの視点で描かれています。

ハンズとの出会いからはじまり、黒髭が海賊としてのし上がっていくさま、そして壮絶な最期までをハンズが語ります。

海賊を討伐しようと躍起になる者もいれば、逆に海賊と懇意にすることで利を得ようとする者など

立場の違いによる様々な人達の人間模様や、そういった人達を騙し利用する海賊の狡猾さはよく表されていました。

現在「黒髭」の伝記について史実とされているのはチャールズ・ジョンソンによって著された「英国海賊史」によるものであり、おそらくこの作品のベースもこれでしょうね。

勇敢ではあるが直情型な船長ティーチを冷静沈着で情にも厚い副船長ハンズが支えるという

相棒との理想的なコンビネーションを構築しているようにも見える半面、時として仲間さえも容赦しない黒髭の底知れぬ怖さも表現されています。

さきほど「変な脚色はしていない」と言いましたが

ハンズがティーチにピストルで撃たれるシーンだけはドラマティックに脚色されていました。

史実ではティーチは手下を撃つつもりが誤ってハンズを撃ってしまったとされていますが

ドラマでは深い友情の結果としてハンズを撃ってしまいます。

さあ、どんな理由でハンズを撃ってしまうのでしょう?

観てのお楽しみです♪

他にも作中出てくる名前は「カリブの海賊ファン」なら一度は聞いたことのある名前ばかりで、さりげなく出てきた名前を知ってたりすると

「おぉー!そいつ知ってる♪」

って感じの妙な喜びに浸れた作品です。

ドラマの出来としては「???」かもしれないけど

それなりに楽しめました^^