「ネフェルタリ」はおそらく古代エジプト第19王朝、第3代目のファラオ、ラムセス2世の王妃の名前を引用したのだと思われます。

アラバスタ王国の雰囲気も明らかに古代エジプトをモチーフにしており、その歴史上においても象徴的な王妃の名前が出てきても違和感無く入り込めます。

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墓室の内壁に描かれたネフェルタリの肖像

ネフェルタリは古代エジプトにおいて最も愛と美を具現した王妃とも言われており、古代エジプトの3大美女の一人とされることもあります(ネフェルタリ・クレオパトラ・ネフェルティティ -)

アラバスタの王妃であるビビの母親はすでに故人ですが、ビビによく似た清楚な美女らしく「ネフェルタリ・ティティー」と言う名前だそうで、これまた3大美女の一人の名前と同じであることからも引用はほぼ間違いなさそうです。

名前の方の「ビビ」はただ単に可愛らしくてゴロが良かったから?な気もしますが、ジプシー民族のおとぎ話に「ビビ」という魔物がおり、少しだけ面白い繋がりがあるのでご紹介します。

ジプシー伝説の魔物「ビビ」は痩せていて背が高く赤い服の女性の姿であらわれ、山羊を連れていると言われています。(ワンピースのビビはカルーを連れていますねw)

彼女を招き入れた家には幸運が訪れ、拒んだ家は不運にみまわれるという伝説があり、バルカン諸国では今でも年に一度ビビを祀る風習が各地にあるそうです。

麦わらの一味が最初にビビに出会ったとき、彼女がアラバスタの王女であり巨大な組織に狙われている事を知ってなお、危険に巻き込まれるのを承知で彼女を一味に迎え入れました。

結果論ですが、その事によってルフィ達は個々の能力のみならず一味としての大幅なスキルアップを果たし、何よりビビに出会った事でその後仲間が2人(チョッパー・ロビン)増えています。

彼女がいてこそ航路がアラバスタに決定したわけですから、それが無ければチョッパーにも出会ってなかったかもしれないし、バロックワークスとも関わらなければ当然ロビンとの縁も生まれません。

尾田先生はこのジプシー伝説の魔物「ビビ」の事など全く意識していなかったはずですが、はからずも「ビビを迎え入れると幸運が訪れる」と言う伝承が当たったことになりますねw

あのときビビを拒んでいたら一味はどうなっていたでしょう?

ちなみに伝説の魔物「ビビ」を拒むと、拒んだ家の者がコレラのような症状の病気で死ぬと言われています。

そういえばナミはリトルガーデンで病気になったけど、そのときサンジがアラバスタへのログを奪っていたおかげでチョッパーのいるドラム王国の付近を航行していたわけで、もし行き先がアラバスタじゃなかったら・・・・・

そう考えると「ビビを拒むと誰かが病気で死ぬ」って伝説も当たってそうで怖い(汗)

そんな様々なアナザーストーリーを考えるのも面白いですね♪